ロードバイクに本格的に乗り始めて約10か月。走行距離も5,000kmに近づいてきたので、タイヤ交換を実施しました。ロードバイクが別物に生まれ変わりましたので、ご報告させて頂きます。安全の為にも、自転車を楽しむ為にも、ハイグレードへのタイヤ交換をおススメします。コスパ最強のアップグレード間違いなしです。
Specialized(スペシャライズド) Espoir Elite エスポワール エリート
「タイヤを交換すると走りが変わる」とよく聞きますが、私はホイールが鉄下駄で23Cだったので、いわゆる消耗品として交換しようという考えでした。ホイールを購入したら25Cになる可能性が高いので。
完成車のタイヤは、何がついているのか調べてみると、意外にもミドルグレードのタイヤでしたw
Specialized(スペシャライズド) Espoir Elite エスポワール エリート 定価4,410円(税込)
3,000円程度のタイヤだと思っていたので、ミドルグレードのタイヤに交換する気マンマンでしたが、同じグレードだと違いも感じれないかもってことで、ハイグレードのタイヤを物色しました。
Continental(コンチネンタル) GRAND PRIX 4000 S2 グランプリ
自転車乗り仲間やネットで調べていると、コンチネンタル GRAND PRIX 4000 S2の評価が高いではないですか。耐パンク性も高く、長く乗れるとの評価です。
もともと、ハイグレードのタイヤは初めてなので、何を買っても良くはなると思い、深く考えずコンチネンタル GRAND PRIX 4000 S2を購入しました。
ロードタイヤ市場の基準となるタイヤが、モデルチェンジされました。 4000S II には、他に例を見ないパンク耐性を提供する Vectran ブレーカーと、転がり抵抗が低くグリップ力の高い Continental 最先端のブラックチリコンパウンドが採用されています。
>Wiggle
Continental – Grand Prix (グランプリ) 4000S II フォールディングロードタイヤ
実走してみてのインプレ
これまでのタイヤが2点(5点満点)だったらという仮定での評価です。
あくまでミドルグレードタイヤの「スペシャライズド エスポワール エリート」との比較で、これまで1本しか経験したことがない、ど素人である事をご了承ください。ただ、タイヤ交換だけでここまで違うのか?てことをお伝えしたいです。いつも走っているコースなので、違いは歴然でした。
グリップ力【2点⇒6点】
私は山に住んでいるので、ショップ練の集合場所にも1kmほど下ります。時間にして数分ですが、出だしから衝撃度がMAXです。グリップ力は平坦や上りでもやや感じますが、やはり下りで力を発揮します。
この日のライドも、山岳で復路の最後は10km以上の下りでした。自分の思い通りにラインを描けるグリップ力は完全に別物のロードバイクになった感覚です。安全という意味でも、ハイグレードのタイヤに変えることを強くおススメします。それほど違います。点数も5点満点越えの6点ですw
振動吸収性【2点⇒3点】
振動も吸収性が高まったことを感じることができます。マイルドです。これまでの振動が細かくなっている感覚。ただし、全項目の中では、振動吸収性がまだ変化が少なかったという印象です。
転がり抵抗【2点⇒4点】
転がり抵抗が少ないと、タイヤがよく回るということです。スタートは、ずっと上りのコースなので、あまり気づかなかったのですが、平坦区間で30km/h以上で走ると明らかに違います。速度維持がとてもラクです。この日も、10kmの平坦TT区間があり、皆でローテで40km/h巡航しましたが、なんとか付いていけたのもタイヤのおかげです。
耐パンク性【2点⇒5点?】
耐パンク性は、評判を信じるしかないですねw 一般的には、性能と耐パンク性はトレードオフになりそうですが、性能の良いハイグレードのタイヤの中では耐パンク性が高いと言われています。いわゆる決戦用タイヤで、練習には不向きなタイヤがありますが、GRAND PRIX 4000 S2は、4000km、5000km走っても問題なしと言えそうです。
ちなみに、製品箱には、下記のような記載があります。交換時期がわかるようにタイヤに印があります。素晴らしいデザインですね。4859kmが交換時期ってことですかね?
しかし、今までのスペシャライズド エスポワール エリートは耐パンク性が高かったんですね。5000km弱走りましたから。スペシャライズドは、やはり革新的なメーカーなのだと実感。機会があればs-worksのタイヤも試してみたいですね。
コンチネンタル GRAND PRIX 4000 S2 評価まとめ(5点満点)
- グリップ力 ★★★★★★ 2点⇒6点
- 振動吸収性 ★★★☆☆ 2点⇒3点
- 転がり抵抗 ★★★★☆ 2点⇒4点
- 耐パンク性 ★★★★★ 2点⇒5点?
タイヤには方向があるのでご注意ください
この波形の模様が恰好良いという理由もあり、コンチネンタル GRAND PRIX 4000 S2 にしました。。。。方向があることも知っていたのに、痛恨のセッティングミス。回転方向とは逆です。
水のはじきに影響が出るぐらいで、走りには影響は少ないのでは?という情報がありますが、模様の流れからして、すこしは影響がありそうですけど。。。間違えないようにご注意ください。
タイヤ交換の成果。体感だけではなく記録も更新
ヒルクライムは正直、違いを感じないですが、これまで停滞気味だったタイムを10秒も更新できたのは、タイヤ交換のおかげでしょうかw
そして、タイム以上に驚きなのが、8kmのダウンヒルです。この日は、180kmも走り、タイヤのおかげか快適だったので終始追込み、下半身はズタボロでした。ダウンヒル手前のヒルクライムでは、力を使い果たし千切れました。それゆえ、帰りのダウンヒルはいつも以上に、ゆったりと下りました。。。なのに、PR更新。グリップ力の高さと転がり抵抗の少なさゆえのタイムだと思います。
- 忍頂寺ヒルクライム 9:01 (10秒更新)
- 6号線 採石場下り 11:17 (10秒更新)
グリップ力が危険を招くと本末転倒なので、ダウンヒルはくれぐれも安全に下ってください。あくまで、これまで同様のスピードで安全性が増すという認識です。
amazon、楽天ではタイヤチューブとのセットがお得です。
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Continental – Grand Prix (グランプリ) 4000S II フォールディングロードタイヤ