【強くなりたい人の実践書】土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング

土井雪広の世界で戦うためのロードバイクトレーニング

富士ヒルライムが終わり、燃え尽きた感がありありですw

次のステップに進みたい気持ちもあり、トレーニング本を何冊か購入しましたが、この土井雪広選手の本は、他とは明らかに違う特徴がありました。強くなりたいあなたにおススメの実践書です。

森を語ってくれる貴重なトレーニング本

トレーニング本では、木が語られることが多いと思います。L1は、こういった練習、インターバルはこんな練習、、、レースの強度を想定しての具体的なトレーニングなどなど。

ですが、この土井雪広選手の本は、トレーニングの森を語ってくれます。

  • 何をどれぐらいトレーニングすればよいか?
  • トレーニング量の目安は?
  • 低強度?高強度?
  • どういう順序でトレーニングすれば強くなれるか?

など。

そして、ポジションやテクニックの話も意外に充実してます。更に、サブ的な効果として、とてもやる気が出てくるから不思議です。独特の語り口調で、非常に読みやすい本です。

読書対象

もう一段階、レベルを向上させたいと考えている方。

著者は、ブエルタ・ア・エスパーニャに日本人として初出場した土井雪広選手。現在もマトリックス・パワータグに所属している自転車プロロードレース選手です。

ゆえに、ロードレースでいかに強くなるかという内容が中心になっています。本の中で語られているのが、土井雪広選手も初めから強かったわけではないということです。日々のトレーニングで徐々に強くなっていったことが語られてます。

これを読めば、あなたもグランツール出場は可能??

ぜひ、世界を目指して頑張ってくださいw

トレーニングプランの基本構造

最も勉強になったのが、このトレーニングプラン構造の話です。トレーニングメニューを自分で実践してPDCAを繰り返すのも重要ですが、まずは世界の土井選手の方法を模倣し、最短で速くなるのは、いかがでしょうか。

トレーニングでのセッション

1日のTSSが400を超えると1日では回復しない。しかし、300台半ばなら翌日もなんとか走れる。つまりトレーニングは、TSSに換算して700がひとつの単位になる。これが1セッション。

クールとセッション

1セッション=700TSS。クールは経験上の話として語られています。40日間みっちりとトレーニングを積むと、パワーを一段階上げることができる。その40日間が1クール

つまり、40日間1クールのなかに、TSS700のセッションが沢山あるということ。これがトレーニングプランの基本構造です。

プロは毎日トレーニングができるので、TSS700つまり、3日走って1日休むというサイクルを繰り返すことができます。1クールに10セッションを詰め込めることができる。しかし、アマチュアはそうもいかないので、この1セッション = TSS700を、どれぐらいの時間をかけてトレーニングするかが鍵になる。

本のなかでは、ホビーレーサーでも、1週間で1セッションをこなせれば、どんどん強くなると言及されています。

実際は、1セッションをこなすのには2週間くらいはかかってしまうかもしれない。けれどその場合でも、自分がどのくらいの期間をかけて1セッションを行っているかは、意識したほうがいいと思う。

セッションを意識すれば、自分が1クールにどのくらいのトレーニングを積めたかを客観的に把握できるからだ。

そして、1クールを終えた後に、明らかにワンランク強くなっている自分に気づくだろう。

以上のように、トレーニング方法が森として明確に提示されています

そして、その森でどのような練習をどういう順番で行うかなども、明確に語ってくれています。詳細は、本書をお読みください。

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走るモチベーションについて

走ることが楽しくて、どっぷりハマった自転車。仲間と走る自転車は最高に楽しいです。レースで結果が出た時は、最高に嬉しいです。しかし、目標ができると、苦しみがあるのも事実。ふと何故にこんな苦しいことをしているのかと疑問に思うこともありますw

土井雪広選手は、モチベーションについてこんな言葉を残されてます。

トレーニングは苦しい。レースはもっと苦しい。それなのに、なぜ走る?

申し訳ないが、僕の知ったことではない。走る理由は、完全に個人的なものだ。他人が走る理由は、僕にはわからない。

けれど、ひとつだけ言えることがある。それは、今の問いは、苦しい場面でこそ重要だということだ。自分への問いかけを忘れてはならない。

あなたは、なぜ走る?

プロではないホビーだからこそ、なぜ走るのか?という問いは重要だなと思いました。しかし、ホビーなんで、やっぱり楽しいが一番かな。

読書メモ

トレーニングは階段だ。強い負荷を体にかけ、回復させるというサイクルを繰り返すことで強くなるのがトレーニングだ。

・ポジションニングの目的は、高いパワーを出せるポジションを見つけること….では決してない。ポジショニングとは、空力(効率)とパワーという相反する2つの要素の、妥協点を探ることだ。

初心者ほど乗り込みが重要だ。だから、ホビーレースをはじめたばかりのレーサーは、LSDやLMDが一番大切になる。

・コーナリングの最中に一番重要なことは、外脚のペダルの軸に体重をかけることだ。

・落車の最大の原因は不用意なライン変更だ。

・転んでしまった場合は、バイクから手を離さない。バイクを軸にして転ぶ。

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『【強くなりたい人の実践書】土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング』へのコメント

  1. 名前:goku 投稿日:2018/07/03(火) 17:49:35 ID:7c0dc0937 返信

    この本確かに勉強になりましたね!
    結局モチベーションなんですよ。
    ここ一年くらい踊り場で足踏みしている自分には耳が痛い話です(^^;

    • 名前:管理人 投稿日:2018/07/03(火) 19:28:50 ID:4e12b077a 返信

      この本、読むとパワメが欲しくなりましたw

      足踏みの後には、大ジャンプが待ってますよ~。
      突き破ってください(^_^;

  2. 名前:たまじい 投稿日:2018/07/03(火) 15:15:36 ID:cab91f1cd 返信

    理屈が分かって実践出来れば、あとは強くなるだけです。
    来年は恐ろしいことになりそうな予感がしますね。
    今年度、さらに頑張りましょう!

    • 名前:管理人 投稿日:2018/07/03(火) 19:24:31 ID:4e12b077a 返信

      結局、実践が一番難しいので、どうなることやらですけど(^_^;
      一年、楽しく頑張りましょう。
      大和峠も活用しますw