2018年モデルも続々とリリースされ、購入意欲もMAXに高まってきているのではないでしょうか。
私も、ロードバイクを買う前に、いろいろな本や雑誌を読みました。購入前はいわゆるムック本的な購入ガイドも読みましたが、読み物としては、この本が面白く、役にたちました。ぜひ、購入前の妄想を広げるツールとしてご活用くださいw
読書対象
はじめてロードバイクを購入する人、もしくは、購入した人
タイトルは、明らかにズレてますね。。。アラフォーとつける意味は薄いと感じますし、マニア未満寄りの人が読むと、かなり物足りないと思います。
しかし、ロードバイクをこれからはじめる初心者には、ばっちり妄想を広げてくれます。
著者は、ワイズロードに勤務する野澤信吾氏。日々、お客様に接しているだけあり、ロードバイク初心者への愛を感じます。もちろん、ロードバイクへの愛もたっぷりです。技術的なことだけなく、ロードバイクへの愛情本でもありますw
ポジションは自転車屋の責任、フォームはあなた様の責任
ポジションとは、ハンドル、サドル、ボトムブラケットの3点の位置のことです。自転車屋の責任と書くのは、販売店の著者だから?とは思うなかれ。私の会社の上司は、いわゆるリサイクルショップでそれなりに高価なロードバイクを購入してましたが、ある時から、手が痛い、手が痛いと言っておりました。聞けば、サイズが全くあってませんでした。
まぁ、極端な例ですが、インターネットや素人から購入するのではなく、自転車屋さんに相談して購入することをオススメします。
フォームとはロードバイクをこぐ時の姿勢です。初心者には、自転車なんて、こぐだけだろと思っている方もいるのでは?? このこぐことの奥深さは底なしです。この本には、姿勢はもちろん、こぎかたから、バイクコントロールの方法まで、重要なことが非常にわかりやすく網羅されています。
インナーマッスルの「腸腰筋」でこぐことの重要性が語られてたりと、初心者には十分な内容です。この時は、「腸腰筋」の重要さには全く気づいてませんでしたw
「腸腰筋」は、宮澤崇史氏の著書でも、重要な項目として語られてます。
乗った後は1分間チェーンを乾拭き
これを読んで、まじめに乗車後は、毎回乾拭きしてます。私って真面目w
でもこれ大正解です!おかげで、チェーンはピカピカ。
チェーンには潤滑剤としてオイルをさしますが、時間がたつと、今度は空気中のチリやホコリをオイルが吸い寄せて、チェーン表面に付着します。そこに、乾拭きせずに、オイルをさしつづけると、あの真っ黒のチェーンが完成してしまいます。そうならない為にも、ぜひ、毎回の習慣にしてみてください。
大がかりなチェーンのメンテナンスや、洗車の方法は、よく書籍や雑誌で見ますが、この乾拭きは、あまり見ないですね。この情報だけでも、初心者には得かもw 著者は、普段のメンテナンスは、チェーンとギアだけでいいとまで言っております。
読書メモ
・必ず実物を見て自転車屋で買おう
・完成車は見た目で選んじゃってよし。最重要事項は、自分のポジションに合ったサイズのある車種を買うこと。
・ホイールとタイヤを替えれば走りが劇的に変わる
・乗った後は1分間チェーンを乾拭き
・ポジションは自転車屋の責任、フォームはあなた様の責任
・背中を丸めて骨盤を起こす
・ハンドルは握るのはではなく、軽く手を添えるだけ
・下半身でロードバイクをコントロールする方法:ピューッと来て、クッ、ガバッ、振り向けばスーッ。
・ロードバイクは脇の下でこぐ
・ケイデンスを一定にする