ロードバイクを買う時に、まず思うのが、数あるメーカーからどれがいいの?何が違うの?ってことではないでしょうか? 他のサイトや、情報誌で特徴等はまとめられていると思うので、この記事では、私の勝手なイメージをまとめたいと思います。メーカー選定のご参考になればと思います。
北米
アメリカ3大ブランドを含むオラオラ系のゴツゴツ。遅いでは許されないw 技術も実績も文句なしで、速い、コストパフォーマンス、R&Dという分野ではもはや抜けている感じです。
TREK トレック(アメリカ)全米No1の総合自転車メーカー
ツールド・フランス7連覇のランスのイメージで、一番メジャーな感じ。アメリカ3大ブランドの中でも、もっとも王道的かな。別府選手が所属していることもあり、日本でもメジャー感がある。
Cannondale キャノンデール(アメリカ)アルミの神
オラオラ系のゴツゴツなアメリカブランドの中で、アナログなイメージがします。それはアルミの神というコピーが先行しているのか、乗っている人がアナログ的な温もりがあるのかは不明ですが、そういうイメージです。高性能なアルミフレームを開発する会社です。
Specialized スペシャライズド(アメリカ)世界No1の総合自転車メーカー
2016年度UCIワールドチームへ最多供給、ぺーター・サガンのロード世界選手権2連覇など、今のレース界を牽引する総合自転車メーカーです。遅いでは許されないブランドイメージ。S-WORKSで遅い人はいませんw そんなイメージにも後押しされ、私もスペシャ乗りです。貧脚だからか、ゴツゴツ行きたい。
Cervelo サーヴェロ(カナダ) 直線コースでは負けなしのスピードメーカー
弱虫ペダルの新開隼人が乗っているバイクです。直線では「鬼」と恐れられる存在。それゆえか、エアロイメージも強い。北米メーカーの中では、最もマイナー感があり他の人と被りたくないけど、オラオラ感はいるぞって人には最適ではないでしょうか。
イタリア
イタリアのバイクにはセクシーさがある。歴史あるメーカーも多いし、おしゃれなバイクがほしいなら、イタリアのロードバイクで間違いないと思います。ただし、アメリカブランドに比べると割高感は否めない。
PINARELLO ピナレロ(イタリア)「おしゃれ&速い」の代表
店頭に見にいけば分かりますが、かっこいいです。おしゃれです。色使いが抜群です。所有欲は間違いないと思います。私もショップに扱いがあればピナレロになってたかも?です。チームスカイの大活躍からも、レース界での実績も十分です。
COLNAGO コルナゴ(イタリア)「おしゃれ&高級」の代表
新城幸也選手がユーロップカーで乗っていたこともあり、日本でもメジャーなおしゃれ自転車です。ピナレロに負けず劣らずおしゃれです。所有欲はこちらも抜群だと思います。高級ですw お金に余裕のある方はぜひ!
DE ROSA デローザ(イタリア)「エロ&かわいい」の代表
セクシーな人が乗っているイメージです。これに乗るのは勇気がいる。ハートのロゴの存在がでかい。レース界でも存在はあるし、マイナーな存在でこだわり派のエロ派の方はぜひw
ドイツ
モノづくり大国としての質の高いロードバイクが揃っている。イメージは男性っぽいかな。
Canyon キャニオン(ドイツ) 実は最強自転車メーカー?
疑問符がついたのは、オンライン販売しかしていないからである。実力は、レース界でも証明済。2016年度UCIワールドチームの2チームへ供給、キンタナ選手の活躍もあって知名度も抜群です。デザインもカッコよく、黒いイメージです。そして何よりコスパもGIANT級。オンライン販売なだけで、実は最強メーカーです。
FELT フェルト(ドイツ) フレームの魔術師
フレームの魔術師のジム・フェルトのブランドで、ブラックフレームというイメージです。アイアンマンワールドチャンピョンシップ4連覇って半端ないっす。意外によく見るかも。
ヨーロッパのその他
高級なバイクから、実力ありなバイクまで個性豊かなバイクが揃っている。人と被るのが嫌で、おしゃれかつ実力もあるバイクとなると、ヨーロッパバイクで決まりです。
LOOK ルック(フランス) 最高級ブランド&速い
自転車界のフェラーリ。一度は乗りたいブランドで、さらに速いイメージしかないから、私のような一般人には高嶺の花です。ツールドフランスで初めてカーボンを使ったことでも知られている。レース界での歴史と実績も申し分なし。
TIME タイム(フランス)最高級ブランド&カーボン
LOOKと並ぶ、最高級ブランドの高級車です。こちらもLOOK同様、高嶺の花。航空機やF1と同じカーボン成形方法でフレームをつくっている。もちろん、自転車メーカーではTIMEのみである。
SCOTT スコット(スイス)影の実力者メーカー
弱虫ペダルの今泉俊輔イメージが強すぎる。ストイックに実力を磨きあげる影の実力者です。MTBやスキーのイメージも強い。
BMC ビーエムシー(スイス)弱虫ペダルの小野田坂道
主人公だから仕方がないが、今泉くん以上に、弱虫ペダルイメージが強すぎる。意外に乗っている人には遭遇しないので、被るのが嫌な人にもおすすめ。
RIDLEY リドレー(ベルギー)国技としての自転車
自転車が国技のベルギーで誕生した自転車メーカー。デザインがとにかくかっこいい。マニアックなイメージもあり、こだわり派にはぴったり。
台湾
他メーカーのロードバイクは台湾で生産していると言っても過言ではない、ロードバイクの生産国である。ゆえに台湾オリジナルブランドのコストパフォーマンスは非常に高い。
GIANT ジャイアント(台湾)コスパ最強メーカー
一般人でも知っている世界最大の自転車メーカー。圧倒的な生産力を生かしてコスパは最強です。同じ価格を出せば他のブランドよりも、確実にいいものが買えます。イメージよりスペック派のあなたはGIANTで決まりでは?
MERIDA メリダ(台湾)コスパ&デザイン最強メーカー
我らが新城幸也選手のチーム「ランプレ・メリダ」で知られるメーカー。そのユキヤブランドで、販売数も拡大中。専門店でも大きく扱われているのをよく見る。ブランドって大事だなぁと思う。かっこいいです。
日本
ヨネックスやアラヤなどなどもあるが、ジャパンブランド頑張ってほしい。
Anchor アンカー(日本)メイドインジャパン代表
ブリジストンサイクルのロードバイクブランド。他の日本ブランド同様に技術力は高い。しかし、マーケティング下手なのか、あまり売れている感はなし。自転車としては間違いないので、ジャパンブランド好きには一押しのバイク。
以上、好き勝手に私のイメージを述べたのは、最初の1台は愛着が持てるロードバイクが良いバイクだと思うからです。エントリークラスは正直、各社もそれほど違いはないです。それよりも自分が、かっこいいと感じた1台を選ぶのが幸せだと思います。これから苦楽をともにする相棒ですから。