2016年10月にSPECIALIZED Tarmac Sport(ターマックスポーツ)を購入して、1年が経とうとしています。10ヶ月間での走行記録(STRAVA)は、距離:4,215km、獲得高度:75,907mです。大阪北摂の山の住人なので、結構登ってますねw 今は、毎週末が楽しみです。
しかし、購入する前は、どこで買おうか、何を買おうか、散々迷いましたし、自転車に20万以上も出してどれぐらい乗るのだろうか?と疑問もありました。
そこで、本エントリーでは、はじめてロードバイクを購入する人へ伝えたいことを4つにまとめました。
素敵なロードバイク選びのお役に立てれば幸いです。
1.どこで買うか?が重要です
自宅から近く、相性のいい店員さんがいて、練習会やイベントが充実しているスポーツバイク専門店で買うことです
それが、道具ではなく、ロードバイクのある生活に繋がる近道だと思います
2.ポジションに合ったサイズを買うこと
当たり前だろ?という意見が聞こえそうですが、これがど素人には難しいです。試乗もありますが、乗っても分からないと思います。ロードバイク独特の前傾スタイルに、そもそも慣れてないので、数十分乗るぐらいでは違和感マンマンですし、サイズチャートを見ても、適応サイズが複数サイズって人も多いと思います。
ポジションは、ハンドル、サドル、ボトムブラケットの3点から決まりますが、私は今でもよく分からないですw ただ、腰が痛くなったり、腕が痛くなったりも無いですし、快適なのでポジションは正解だったのかなと。私も身長からの適応サイズが54、56で複数あり、いろいろと計測してもらった結果、54を購入したという経緯があります。
周りでは、オークションで小さいサイズを買って、腕が痛く、ステムやハンドルを交換しても改善せず、結局、ロードバイクを買い替えてる同僚も居ましたw 見てたら、すいません。
ポジションは、はじめて購入するど素人には判断不可だと思います。ぜひ、信頼できるショップで購入しましょう。
3. 完成車は見た目で買おう(実物を見よう)
買える範囲で自分のお気に入りの自転車を買いましょう。。。ある意味、当たり前。しかし、初心者には判断材料がないから、何がお気に入りかも分からない。
はじめての購入に限定すれば、15万~30万ぐらいのロードバイクを買っている方が多いのではないでしょうか。お金持ちは、別ですが。
ずばり、お気に入りの自転車とはなんなのか?
見た目で決めちゃってください。そして、金額で迷ったら高い方を選んでください。
見た目で決める理由
私は機材オタクではないです。車のパーツいじりには全く興味がないし、車を眺めてニヤニヤすることもないですw ゴルフも道具に多少のこだわりはありますが、眺めてニヤニヤはしないです。同じ機材スポーツなのに。
しかし、ロードバイクは眺めていて楽しいのです。磨いていて楽しいのです。
なぜでしょうか? なぜ愛着がわくのか?
それは、自分自身の力が動力になり、ロードバイクが進むからだと思います。命を預けている感。私と貴方だけで勝負する感。だから、命あるモノとして愛着がわくのだと思います。
それゆえ、室内に保管する、眺める、萌える、酒の肴にするなんて人まで出てきます。
そんな命を預ける相棒、ずっと2人だけのランデブー。。。見た目がお気に入りというのは最重要事項です!
とはいいつつ、ロードバイク購入で抑えるポイントは?
見た目で決めちゃってくださいと言われても、やはり迷います。。。失敗したくないという気持ちも働くから、さらに迷う。。。
そこで、抑えるポイントです。
- どのカテゴリを買うか?
- どのグレードを買うか?
あとは、見た目で決めちゃってください。
ひつこいですねw すいません。
どのカテゴリ(種類)を買う?
- レース用のロードバイク
- 街乗り用のロードバイク
- ツーリング用のロードバイク
という選定は必要だと思います。
ロードバイクは、ロードレーサーと呼ばれるぐらいなので、もともとはスポーツのための自転車です。長距離を速く走るために開発されています。そこが基準になり、さらに長距離を走りたい人(日本一周したり、世界一周したりw)にはツーリング用。
長距離もスピードも求めない、、、街をちょっとより快適に走りたい人には街乗り用。となります。街乗り用に特化なら、そもそもクロスバイクの方が乗りやすいと思います。でも、私もロード型で格好いいのが欲しかったので、FUJIBIKES BALLAD R(バラッドR)を買っちゃいました。。。やっぱ見た目で決めるのが一番ですねw
ただ、街乗り用ロードバイクで長距離(100km~)は厳しいので、結局、長距離を速くとなると、レース用ロードバイクになります。
レースに出る出ないではなく、カテゴリ(種類)としてです。
さらにレース用の中にも種類があります。
- エアロロードバイク:とにかくスピードで世界最速を目指すためのバイク
- オールラウンドロードバイク:山も平地も何でもこいのオールラウンドのバイク
- エンデュランスロードバイク:石畳も快適に走ってしまうバイク。ロングライド向けとも言われます。
特にこだわりがなければ、オールラウンドのロードバイクを購入するのが良いと思います。
どのグレード(階級)を買う?
ロードバイクは、フレーム、コンポーネントで、おおよその金額が決定します。フレーム、コンポーネントに引っ張られて他のパーツもグレードが連動してます。詳細は他のサイトに譲りますので、お調べくださいw
概要だけでも。
フレーム
ロードバイクの中心にある、三角形が2つくっついてるコレです。
一般的には下から上にいくほど、高価です。チタンはすこし特殊で、カーボン、アルミ、クロモリが現在の主流です。
- チタン
- カーボン
- アルミニウム
- スチール(クロモリ)
コンポーネント
クランク、チェーン、ブレーキ、レバー、スプロケット、変速機などをまとめてコンポーネントと呼びます。市場では、シマノ、カンパニョーロ、スラムというメーカー3社で、ほぼ独占しています。10万~30万の完成車は、ほぼシマノ一択なので、シマノだと下記のようなグレードです。
下から上にいくほど、高価です。
- 【DURA-ACE(デュラエース)9100】 11速
- 【ULTEGURA(アルテグラ)6800】 11速
- 【105(イチマルゴ)5800】 11速
- 【Tiagra(ティアグラ)4700】10速
- 【SORA(ソラ)】 9速
- 【Claris(クラリス)】 8速
4.自転車以外にもお金が必要です
ロードバイクを購入しても、まだ乗れません。ライトもペダルも無い。車体には、何も附属していないのが分かります。空気入れもママチャリとは違うし、ヘルメット無しで乗るなんて自殺行為なんで、絶対に購入してください。
最低でも、5万円ぐらいは必要ですので、ロードバイク購入時には用品予算もきちんと考えて購入ください。
必要な用品6選と、できれば用意したい用品5選は下記に紹介してます。
以上、みなさんの素敵なロードバイク選びのお役に立てれば幸いです。
相変わらず分かりやすく纏められていますね~!
自分も買う前に読みたかった。
とはいえ失敗はしてませんが・・・底なし沼には嵌りましたね(^^;
というわけで次は沼の危険性についてのレポートお願いします!